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アマゾン強し (その2、ブラッシング詐欺)

アマゾンのお陰で、ロングテールの商品が買いやすくなった。外にも、購買者の商品入手後の感想と評点や購買者の履歴から勧めの商品を推薦するといったこれまでに無い副次サービスもできた。お陰で余計なものまで買ってしまうこともあるけどね。

初めての商品を買うときには、すでに購入した人の感想も参考にすることが多い。どちらかと言うと評点が低い人のほうのコメントをチェック。使い勝手で意外と参考になるコメントがある。

大体、高評価にはやらせが入っている。評点の得票が”F”の形になるのが自然体らしい。つまり、最高点を付けたコメントが多いが、中程度の評価もある程度ある。最低の評価も少なからずという形。最高点ばかりに評価が集中し、低い評価がないコメントは気を付けたほうが良いようだ。

アマゾンの評点欄に高評価を多く集めるための商売もある。最近のニュースによると、全国各地に「謎の種」が中国から送り届けられていた。米国や英国、カナダ、オーストラリアにも先月初めから種が届いている。米国農務省は「中国が送付元とみられる不審な種子入り郵便物」は、ブラッシング詐欺の一環である可能性が高いと指摘している。

ン?ブラッシング詐欺? ナニ、それ! 調べてみた。「ブラッシング詐欺とは、オンライン詐欺の一種。売り手やその共謀者が軽量な廉価品を入れた小包を送付して架空の売り上げを計上するとともに、あたかもその人が書いたかのようにその人の名前を使ってネット上に良いレビューを書きこむ。高評価の虚偽の顧客レビューを書き、出店業者の販売押し上げを狙う詐欺の手口。」うーん、わかったようなわからないような・・・。

アマゾン ブラッシング
(右側の図はクリックで拡大)
つまり、こういういことかな。
①何らかの理由によって、売り手側の共謀者は受け手となっていた人の個人情報を入手する。
ここからは、アマゾンように使っている住所に届いているというトウィッター情報があるから通販のアマゾンを例にとります。
②共謀者はアマゾンにその受け手になりすまして受け手の名前で勝手にアカウント登録する。
③共謀者は評価を高めたいターゲットなる製品に注文を入れる。高い商品かもしれない。
④共謀者と組んでいる売り手側は、実際にはそれとは別の商品、安いけど受取人が喜びそうな商品、今回の種のような商品を送り付ける。
⑤予期しないアイテムを受け手が受け取った時点で、それを送り付けたサードパーティの共謀者は受け手の名前で登録したアカウントを使用して肯定的なレビューを書くことができるようになる。
⑥受け手のなりすましからの書き込みにより製品に高評価が集まる。なりすまされた受け手側はそのことに気づかない。

ブラッシング詐欺の犯人は通常、受け手が喜ぶことを願って送りつけることが多い。受け手が身に覚えのない不審な郵便物が送られてきたとして、届け出ないようにするためだ。“謎の種”事件では、詐欺を指揮した犯人が見誤り、ここまで警戒を招くとは想定していなかった可能性があると分析する専門家の声もある。
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アマゾン強し (その1)

米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムの日本時間の4-6月期(第2四半期)の決算が7月31日早朝に発表されました。事前予想に反して大幅な増収増益でした。このため、アマゾンの株価は$200以上の暴騰。一株$3000ちょっとだったものが、$3200を超えてきました。

公表された決算内容によると、売上高は市場予想810億ドルを大きく上回る40%増の889億ドル(約9兆4千億円)。利益は倍増の52億ドル(約5500億円)。うーん、すごい。たった、3ヶ月でこれだけ稼いでしまう。ちなみにトヨタの昨年度の売り上げは約30兆円、営業利益が2兆5千億。トヨタを超えていますね。

コロナパンデミックのさなか、外出自粛でネット通販が増えるとは思いました。が、これほど伸びているとは・・・・。しかも、アマゾン社自体は5月1日に1-3月期(第一四半期)の決算を発表した時は、4-6月期(第2四半期)決算は新型コロナウイルスの感染拡大で物流業務の円滑な運営を維持するための支出が増えていから赤字になるとの見通しを示していた。

私はアマゾンの名が日本で知られてないころからの利用者でした。つまり、1990年代後半から米国からアマゾンを通じて通販で書籍を購入していた。その頃の、アマゾンのキャッチコピーは何だと思いますか?

Earth's Biggest Bookstore(地球最大の書店)」。
最初にこのキャッチフレーズは見たときは笑っちゃいました。まぁーそうかもしれないですけどね。なんせ、街で見かけるような書店は持っていなかった。オンライン上のバーチャル書店だけでした。これは、その頃では画期的なこと。

当時の日本では洋書を買おうとすると、まず丸善や紀伊国屋書店に行って注文するのが一般的でした。「丸善」が洋書輸入の一番手でした。でも、注文してから実際に本を手に入れることができるまで最低一か月はかかっていた。値段も正価の数倍とられた。
「地球最大の書店」と謳っていたアマゾンに注文すれば正価で購入できる。インターネットで物品を購入するのはまだオタクの世界と思われていた時代。支払いはクレジットカード。詐欺にあうかもしれないと恐る恐るオンラインで注文すると1週間で本が到着。これは便利とその後はアマゾン一途。

アマゾンは書籍から日常用品と通販の品目をどんどん広げていった。アマゾンの成功は注文のし易さ(あの注文サイト様式は特許を取っているので似たような使用にすると訴えられる)とロングテールの商品が置いてある強みでしょうか?

ロングテールと言っても何それ?という方もいると思います。ロングテールとは売れ筋のメイン商品の売上よりも、あまり売れないニッチな商品群のことです。(↓図を参照) 店舗での販売となると商品を置く売り場の面積に限りがある。どうしても、売れ筋の商品を置く。それでもマイナーな商品を求める人はいる。この層をしっかり捉えていた。やり方が上手でした。マイナーな商品の中には自分の物流倉庫に置けないほどにマイナーなものもある。あるいは中古販売だけになった商品もある。このような事情を考慮して、中小小売店にもプラットフォームを開放して商品陳列を拡充した。

ロングテールpng

来年の、「より速く、より高く、より強く」はちょっと無理っぽいと思う日本人が殆ど

うっとおしい日々が続いています。昨日は、雨が降っているのに、陽が差し込んできた。変な天気でした。西日本では週末にも梅雨が明けそうです。しかし、関東地方では梅雨の終わりはまだ見えてない。雲に覆われた日が続くと、夏のあのじりじりとした暑い期間は短くなる。それって良いかもしれない。単なる気休めです。

それにしても、コロナが無ければ今頃はオリンピック真っ最中。連日の雨に祟られていたことになります。では、来年オリンピックは本当に開かれるのでしょうか?
あまり真剣に新聞やTVを見なくなったので、世論調査には注目していなかった。エコノミスト誌に出ていたので転載してみます。

オリンピック延期1

オリンピック調査2

初めの図をみる見る限り、日本以外の台湾や韓国、中国はうまくコロナウィルスを抑え込んでいるように感じられます。やはり政策に問題があるんでしょうかね。2番目の図にみられる調査結果を見ると、ほとんどの日本人は、オリンピックはもういいやというあきらめの気持ちでしょうか。コロナ禍が長引き、オリンピックが中止となれば旅行業界は踏んだり蹴ったり。といった程度のものではなくて、悲惨というか大惨事というか・・・。状況はかなり深刻です。

オリンピックの来日やその後の海外からの観光客を当て込んで都心にはホテルが続々と建てられていました。ホテルは立ててみたものの、♭~いくら呼んでもお客様は来ない。むなしい夢、白い涙、鳥は遊ぶ 夜は更ける。お客様はこない いくら呼んでも 白い雪がただ降るばかり。この悲しみ、この寂しさ、涙の夜 一人の夜、ラーラ、ララ~♭。アダモの歌、“雪は降る”が今のホテル業界の主題歌のように響きます。

数日前に聞いたところ、ビジネス客は7割程度までに回復してきているようです。とは言うものの、個人旅行客と宴会需要が全然ダメ。このままの状態が今年いっぱい続くと冬を越せずに凍死してしまうホテル続出なんじゃないかな。

新規ホテルが林立する都心だけの問題かというとそうでもないです。都内のホテルが値下げするとその影響は近隣のホテルに波及してきます。横浜や幕張、成田空港などのホテルは都心にお客を取られる。対抗値下げを余儀なくされる。

今朝のブルームバーグニュースは、米国の資産家ビルゲイツが支援する韓国のSKバイオサイエンスは来年の6月までに2億個のワクチンを用意できそうだと伝えている。ちょっと遅いですね。トランプ大統領は、7月2日に、詳細には踏み込まなかったものの、「3種類のワクチン候補が非常に有望とみられる」とし、「近く使用が可能になると考えている」と語っている。これに対して、7月5日、米食品医薬品局(FDA)のスティーブン・ハーン長官は新型コロナウイルスのワクチン実用化の時期は予測できないとドナルド・トランプ米大統領の主張に疑問を投げかけている。マァー、ワクチンを作るとなるとそうでしょうね。既存の薬でコロナに効く薬を見つけるほうが早い。

それにしても、トランプ大統領は相変わらずいい加減なところがあって、悩ましくかつ微笑ましいです。トップたるもの多少はハッタリがあっても良いのではと思うこともあります。にこにこしながら大丈夫、大丈夫、未来は明るい、オレに続け、道は開けるといった具合に国民に希望を与えるような話し方をしなくちゃ。
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