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米国のビジネスマンはタクシーを使わなくなった

最近、ネットを見ててエッと驚いた記事が2つ。

ひとつは、米国のビジネスマンの殆どが、タクシーに乗らなくなったという記事。
何とその割合は全米平均で、1桁台の8%にまで落ち込んでいた。米国のメイン州ポートランドにある企業の出張旅費を管理する会社の調査結果だ。タクシーの運転手はこの調査結果によると、サンフランシスコではビジネスマンがタクシーを利用するのは3%程度になっている。こうなってくるとビジネスマンの頭の中にはタクシーを使うという思考が無くなってしまっているのだろう。ちょっと衝撃的。

調査は、タクシーの利用が激減していると分析している。過去2年でタクシー利用が51%も減少した。それでも、昨年はレンターカーを除く統計値で22%のシェアを持っていた。

米国タクシーシェア落とすの表


でも、ビジネスマンほど移動が必要でしょ、と思う。タクシーを使わないで、どうやって移動するのか?
配車アプリを使っていた。UberやLyftなどと契約している配車会社の車での移動が増え続けているのだそうだ。Uberは社長の行いが悪る過ぎると株主から退職を迫られたり、社内でパワハラがあったりと最近会社に対する評判は下がってばかり。業績も急降下しているのかと思いきや、ビジネスでの出張者の間では逆のようだ。出張者が陸上の移動手段として利用する割合は、2017年第2四半期では、Uber 55%、レンタカー 29%、タクシー利用 8%、Lyft(Uberの競合アプリ)8%となっている。Lyftなんて聞いたことがなかった。2014年からサービスをかいししたらしい。2014年のシェアは0.4%だったのが、昨年は5.2%、そして最新の統計値ではシェア11%と急激に利用者を集めている。

なぜ、タクシーよりもUberやLyftなどの配車アプリを使った車を利用したがるのか。便利さ・質・料金の3方面でタクシーよりも良いのだそうだ。スマートフォンで事前に呼んでおけば、指定した場所・時間に確実に車を捕まえられる。車内にはスマホの充電器があり、飲料水も出してくれる。しかもタクシーより安い。平均するとタクシーを利用すると31.06米ドルのところ、Uberを使うと24.49米ドル、Lyftだと21.18米ドルで済んでいた。

もうひとつのちょっと驚いた記事は、昨年米国の携帯電話会社が契約した新規契約に限ると、車などの機械向けとして契約された通信回線の契約件数がスマートフォンとタブレット向けに使われる通信回線の契約件数を上回ったということ。つまり、新規契約に限れば2016年はIoT利用の契約が個人向けの携帯装置契約を上回ったということ。 AT&Tによると、新規契約に限ると機械向けの契約がすでに過去7四半期連続してスマホやタブレット向け既約を上回っているという。このため、2017年には、新規契約という制限を取り払っても、加入者数全体というベースでみても、携帯回線の半分以上はIoT向けの(装置向けの)契約となると予測されている。車などの機械に眼としてのセンサーが付き、そこから取得したデータが移動回線を通じてセンターに送られている。IoT時代の到来はすぐそこ。社会ががらりと変わりそうです。

こんな時、思い浮かぶのが米国第36代大統領ジョンソンの以下の言葉。ジョンソン大統領はケネディ暗殺の後に副大統領から昇格した大統領。ベトナム戦争を終了させた人。当時は、あまり評判は良くなかった。でも、なるほど、なるほどと思う。

  “We must change to master change.” 
  「変化を極めるには、自分が変わらなければならない。」

ということは、久しぶりに会った友人や同窓会などで「昔と全然変わってないね。」と言われたら・・・・・喜んではいけないのかも。
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