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ベルギー・オランダ旅行 (その6)  --ブリュッセル 市内観光バスーー

ルメートル4日ほど前(7月17日)、何気なくグーグルの検索画面を眺めていた。グーグルの検索画面上のトップロゴ(正式にはGoogle Doodle)を眺めていた。この検索画面のトップロゴは毎日変わる。世界中で同じロゴを使っているのだろうと思っていたが、日にちによっては2~3の異なったバージョンが用意されていて、国によって変わる場合もあるようだ。7月17日の日本向けトップロゴはめがねをかけた男性の横顔。背景の星が外側に向かって広がっていく。

このメガネをかけた男性は誰かなと思って、横顔をクリックしてみた。ベルギー出身の数学者、天文学者でジョルジュ=アンリ・ルメートルと出てくる。「ビッグバン」理論の提唱者だった。そんなわけで、背景の星が外側に向かって広がり、宇宙が拡大しているという演出をしていたわけだ。

ルメートルという人物、日本人は知らないよね。ベルギー生まれの敬虔なクリスチャンで、「カトリック司祭」だった。17歳でルーヴェン・カトリック大学のに入学とある。卒業後はケンブリッジ大学やハーバード大学で天文学の研究をしている。その後、母校に戻って講師をやったりしたみたい。ほぉー、あのルーベン・カトリック大学かぁー。アインシュタインの相対性理論を完全に理解することができた数少ない人。ほぉー、結構すごい人なんだ。

アインシュタインは、「宇宙卵が創生の瞬間に爆発した」とういルメートルの考えを当初は受け入れてなかったようだ。なぜって、カトリック司祭が宇宙は一瞬にして生まれたなんて言ったら、そうですよね、神様がお造りになったんですよねとなってしまう。ところがが、ルメートルが39歳の時に開いたセミナーでこの「宇宙膨張説」を聴いたアインシュタインは、「この理論は私が今までに聞いた中で最も美しく納得の行く説明です」と立ち上がって大きな拍手を送ったそうだ。

私が、興味を持ったのは単にルーヴェン・カトリック大学を卒業していたということだけ。4月にべルギー・オランダ旅行でルーベンの街を観光しました。たまたまですが、その際に少しだけ、ついでなのでルーベンカトリック大学に入りました。そう言えば、ベルギー・オランダ旅行記が途中でストップしたままだった。 ということで、ベルギー・オランダ旅行の続きを書きます。

前回は、ベルギーの首都ブリュッセルのグランプラス広場の近くにあるセントミシェル大聖堂を見学したところで終わっている。


ーーーー(ここから続き)---

セントミシェル大聖堂の中を20分ぐらいぶらぶらと見学して、外に出た。風雨は少し収まっていた。再びセグウェイを貸してくれるお店に行った。やはり、閉まっていた。平日はやってないのか・・・。セグウェイで市内巡りができない。となると、次の選択肢としては、ホップオン・ホップオフという何回でも乗り降り自由の2階建ての赤い市内観光バスがある。1日乗り放題で25ユーロ(3300円ぐらい)。これで市内を巡ることにした。
 
(写真:市内観光バス)

この市内観光バスには、赤と青で色分けされた2つの巡回ルートがある。EUの本部を見ることにした。赤いルートのバスに乗り、ルクセンブルグ停留所で下車。見回すと、EU本部の建物らしきものがある。しかし、中に入れるかどうか?確か、午前と午後に予約不要の見学ツアーがあったはずだったが、申し込んではいなかった。

とりあえずは、EU本部の建物のそばに行ってみた。あたりを見回すと「パーラメンタリウム(欧州議会ビジターセンター)」の文字が眼に入った。EU議会の会議場の疑似体験ができるようだ。無料なので入ってみた。EU加盟国の全言語に対応したパンフレットとオーディオガイドがあったが、当然のことながら日本語は無い。仕方ないので英語を借りて一人館内を散策することにした。2011年にオープンしていたようだ。結構混んでいる。修学旅行のような体験学習らしきグループなのだろうか、若者の見学者が多い。1時間ほどで館内を見まわりることができた。まぁー、時間があったら行ってもよい場所かもしれない。けど、観光としてはあまり面白くは無かった。やはり、修学旅行用かな。パーラメンタリウムの見学を終え、再び赤い観光バスに乗った。
 
(写真:パーリアメントーリアム入り口と館内にある疑似会議場、大きな画面は採決シーン。中央に座っている黒く小さな人物が見学者達))

今度は、サンカントネール公園にある凱旋門に行く。ベルギー建国50周年を記念して建設されたようだ。門の上からは市街を見渡せるという。 数分の乗車で目的地のバスストップに着いた。ではでは、という感じで凱旋門に入る。確か昇るための無料エレベーターがあったはず。凱旋門の上に行くエレベーターはどこにあるのかと軍事博物館の受付の人に聞いた。「凱旋門は軍事博物館の一部だから、博物館に入ってからエレベーターに乗る必要がある。」 つまりチケットを買えというわけだ。あれ?話が違うな。ここも、旅行者に冷たくなっていた。仕方がないので、4ユーロ払ってチケットを買い、エレベーターに乗ることにした。

 
(写真:凱旋門、 頂上に上ったら青空が見えてきた)

凱旋門から市内を眺めているとところどころ青空が見えてきた。5分程度凱旋門からの眺めを楽しみ、再び市内観光バスに乗る。王宮が見えてきた。陽ざしも出てきたので、王宮の前で急遽降りることにした。向かい側がブリュッセル公園になっている。近くには、楽器博物館や王立美術館がある。ブリュッセルにある王宮は、今は迎賓館や国王の執務室になっている。住んではいない。国王夫妻が住んでいるのは郊外のラーケンにある宮殿。

王宮からグランプラスまでは十分に歩いていける距離であった。芸術の丘というかっこよい名前が付いた階段状になっている通りを下る。ぶらぶら街中を歩いていくとアーケードのある商店街(ガルリ・サンチュベール)に。このアーケードは世界で最初に作られたと現地ガイドが説明してくれた。旅行書にもそう書いてある。あれー???どこかで同じようなことを聞いたな。おー、ミラノのアーケードだ。ドウモ広場とスカラ座を結んでいる十字型の商店街にガラス屋根をつけたアーケード。牛の股間に踵(かかと)を擦りつけて一周すると良いことがあるという牛のモザイク画が十字路の中央にある商店街(ヴィットーリオ エマヌエーレ 2 世)だ。そこでも、ガイドさんはここが世界で初めてのアーケード商店街であると言っていたな。調べてみた。ミラノの商店街は1865年から77年かけて建設された。ブリュッセルの方は、1846年から1847年にかけて建造されていた。ブリュッセルの勝ち。まぁー、2つの商店街とも、それぞれ、アーケードのある商店街としては世界で最も古い商店街のうちの一つ、ということでくくってみた。 

牛のモザイク画で思い出した。グランプラス広場にも左手を触ると幸せになれるという像があった。「セルクラース」という英雄のブロンズ像。観光客が触るのでピカピカに輝いていた。フィレンツェの犬の鼻とかチェコのヤンさんの像とか観光地には触ると幸せにしてくれる像が時々ある。どれも、皆が触るので、その部分はピカピカ。

夕食は、創業1893年という老舗レストラン「シェ・レオン」。超有名店のようだが、たまたま席が空いていた。そのお店独自のビールがある。そのビールと一緒に有名なムール貝料理を注文した。18ユーロ(2000円ぐらい)だったかな。味?う、うーーん。まぁー、味は悪くはなかったけど。日本の料理の方がおいしんじゃない?観光客向けのお店だね。
 
(写真:シェ・レオンの店内とムール貝料理)


夕食を食べ終わると、ちょうどお迎えのバスがやってくる時間になった。オプショナル参加組を案内したツアーバスが、ホテルに戻る途中に待ち合わせ場所にやってきて私たち市内見学組をピックアップしてくれる。宿泊ホテルは昨日と同じ。やはり2連泊は楽でいい。
 
(芸術の丘からの風景とグランプラスの隣の公園)

備忘録的に書き留めておくと、ブリュッセルは、もともとは砦として出発した街。1100年以上の歴史がある。当初はオランダ語が主流であった。ナポレオンに征服されて以降徐々にフランス語が広がっていき、現在では7~8割の人がフランス語を使っている。移民が多い。EUの本部があることでもわかるように、国際的な街である。ベルギーの食べ物といえば、チョコレートとビール。ビールは種類が多い。ビールは、もともとは薬として発祥したのだそうだ。それで修道院でも作られている。あ、そうそう、ベルギーは「美食の国」と言われている。で、国民一人あたりのレストランの数は世界一となんだそうだ。
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