FC2ブログ
RSS

ベルギー・オランダ旅行 (その10/13)   --キューケンホフ公園ーー

ベルギーオランダ 日程6日目C
美術館内を観光している間にトランクなどの荷物は後から来た元のバスに積みなおされていた。次の行き先はチューリップで有名なキューケンホフ公園。キューケンホフ公園は、年中開いているわけではない。公開は3月半ばから5月半ばまで期間だけ。それ以外は行っても花がないのでつまらないのだろう。日本の海浜公園や森林公園みたいに、4季ごとに咲く花を分散させて、年間いつでも楽しめるというような気の利くことはしない。というかできないのかもしれない。オランダの4分の3の面積は干拓した土地。塩分が含まれている。植物には厳しい土壌。チューリップぐらいしか育たないといったほうが良いのかもしれない。もちろん、ブドウの木にとっても厳しい。ブドウが取れなければワインはできない。そこでビールになった。

 
     


キューケンホフ公園はとにかく広い。花が植えてある場所よりも、芝生になっているところの方が広い。チューリップに限ると、公園外の畑で育てているチューリップの花の方が見ごたえがあった。こちらの方は花の最盛期に花を刈り取って球根を育てる。参加者の中には、佐世保のハウステンボスの方がコンパクトに良く造られているとの感想を漏らす人がいた。トラピックスのツアーでは、昼食時間を含め、この公園に4時間の自由見学時間を当てた。はっきり言って、4時間かけてじっくり見て回るというほどの公園かなとも思う。まぁー、2時間くらい、長くて3時間で十分だったね。日本の手入れの行き届いた大きな公園の方がきれい。無理していかなくても良いかも。

道中で添乗員さんがオランダについて説明してくれた。備忘録的に書いておくと、オランダ人は欧州の中でも個を重んじる。オランダはオランダ人が作ったと自負している。倹約家が多い。年に5週間の休暇が義務付けられている。法律で残業が禁止されているというのも、日本人労働者にとってはうらやましい限り。家の中はとてもきれいにしている。きちんと整理されている。しかし、日本人が訪れると生活の匂いがしないように感じるのだそうだ。食事は、ドイツと同じで、暖かいもの(火の通っているもの)は昼か夜の1日に一回。朝は火を通す食事は出ない。油が飛び散る揚げ物は頻繁には作らない。あまり食事には関心がない。料理もワンパターンが多いそうだ。

あまり食事に気を配らない割には、皆、背が高い。平均身長は、世界一高い。男性184㎝、女性171cm (参考:日本人の平均身長は男性、171cm 女性158cm)。
身長については、北欧諸国の人々が高いと思っていた。オランダが平均身長で世界一だったのは意外だった。ついでに言うと、オランダを追って平均身長が高い国は、②デンマーク、③ノルウェー、④スウェーデンとやはり北欧諸国が高い。しかし、なんでオランダが世界一なのか不思議だ。

オランダ語は日本になじみがないと思っていたら案外と日本語になっていた。例えば、オテンバやポン酢、どんたく、半ドン、アルコール、アルカリ、インキ、ランプ、レンズ、コーヒー、ゴム、コルク、ズック、スポイト、ソーダなどなど。スペインに行ったときに「AL」で始まる単語はアラビア語から来ていると教わった。アルコールやアルカリという単語だ。これらの言葉が、オランダから入ったとなると、オランダが世界の覇者となった時期にまずアラビアからオランダへ行き、そして江戸時代頃に日本へというルートをたどったことになる。

東京駅八重洲口の八重洲もオランダ語に由来している。オランダ語というよりもオランダ人航海士「ヤン ヨーステン」に係わりがある。ヤン ヨーステンは、教科書で教わるウィリアム・アダムス(三浦按針)と共に日本に来ている。家康に信任されて日本人と結婚した。今の八重洲あたりに屋敷を構えた。日本名はヤン ヨーステンが訛って「耶楊子」(やようす)。それが、「八代洲」(やよす)に変化し、「八重洲」(やえす)になった。

夕方になって、バスが盗まれたことの真相がわかった。盗まれたのではなく、駐車違反で別の場所に移動させられていた。運転手は、指定された駐車場に駐車したそうだ。あいにくと、停めた時間帯が悪かった。その日は土曜日だった。平日と週末とで駐車禁止の時間帯が違っていた。そのことを知らずに駐車禁止の時間帯に停めてしまっていたようだ。バスは、レッカー車で別の場所に移動させられてしまった。日本と違ってどこどこに移動しましたなんてことはその場に書かれてないのだろう。

しかし、時間帯が違うというくらいで観光バスを移動させてしまうというのも厳しいですね。ナンバープレートを見ればドイツからの観光バスだとすぐわかる。観光バスを移動してしまったらどんなことになるか推測が付きそうなものです。オランダは、規則に厳格なのはドイツゆずりのところがあるからなのでしょうか。それにしても、レッカー車でバスをしょっ引くところを見たかった気はする。

運転手が添乗員さんに話したところによると、3週間分の給料に相当する罰金を取られるそうだ。たいていの場合、罰金は個人負担になる。30万円ぐらいじゃないかと添乗員さんは推測。運転手にしてみれば、朝早くバスを取りに行ったらバスが消えていた。動揺するよね。見つかってホッとしたと思ったら重い罰金。お気の毒としか言いようがない。
スポンサーサイト



コメント
▼このエントリーにコメントを残す